EBS MIGRATION

Oracle EBSからOracle Fusion Cloud ERPへ移行する際のポイント。既存アドオン・データ・業務を整理する。

Oracle E-Business Suiteを長年利用している企業では、標準機能だけでなく、アドオン帳票、アドオン画面、外部連携、手動運用、部門固有ルールが積み重なっていることがあります。Oracle Fusion Cloud ERPへ移行する際は、単なるシステム置き換えではなく、業務・データ・アドオン・運用を整理することが重要です。

POINT 01

EBS移行で最初に行うべき現行調査

EBSからFusion Cloud ERPへ移行する場合、まず現行業務、利用モジュール、アドオン、連携、帳票、データ、権限、運用手順を棚卸しします。

特に、誰が使っているか分からない帳票、属人化した手作業、旧仕様のまま残っているアドオンは、移行の前に整理しておく必要があります。

  • 利用モジュール・業務範囲の整理
  • アドオン帳票・画面・連携の棚卸し
  • EBS標準機能とカスタマイズの切り分け
  • 現行データ量・品質・移行要否の確認
  • 部門固有運用・例外処理の洗い出し

POINT 02

EBSとFusion Cloud ERPの考え方の違い

EBSでは個別開発やオンプレミス環境に合わせた運用が行われていることがあります。一方、Fusion Cloud ERPはSaaS型ERPであり、標準機能を活かしながら四半期UPDATEに対応していく設計が必要です。

そのため、現行EBSの機能をすべてFusion上で再現するのではなく、業務を標準化し、必要な拡張だけを保守しやすく設計することが重要です。

  • 標準機能を前提とした業務設計
  • 四半期UPDATEへの対応
  • データモデル・権限・承認の見直し
  • アドオンの削減・再設計
  • レポート・分析基盤の再構築

POINT 03

データ移行で注意すべきこと

データ移行では、マスタ、残高、未決済データ、取引履歴、固定資産、購買・販売関連データなど、何を移行し、何を参照用として残すのかを明確にします。

移行対象を増やしすぎると、変換・検証・リハーサル・本番移行の負荷が高くなります。会計監査や業務継続に必要な範囲を見極めることが大切です。

  • マスタデータのクレンジング
  • 残高・未決済データの移行方針
  • 移行ツール・リハーサル・検証
  • 移行後の照合・金額検証
  • 旧システム参照期間の設計

POINT 04

サーヴェイトの支援ポイント

当社は、Oracle EBSおよびOracle Fusion Cloud ERPの導入・開発・運用保守経験をもとに、EBSからFusion Cloud ERPへの移行、アドオン整理、データ移行、帳票・連携開発、運用設計を支援します。

既存ベンダー様との役割分担がある場合も、業務部門・情報システム部門・外部ベンダーの間に入り、現場で動ける実務パートナーとして支援します。

  • 現行EBS調査・アドオン棚卸し
  • Fit to Standard検討
  • データ移行方式検討
  • 帳票・API連携再設計
  • サービスイン後の運用保守
掲載内容について
本ページは、Oracle Fusion Cloud ERP導入を検討する企業様向けに、実務上の論点をわかりやすく整理した参考情報です。具体的な要件、既存システム、運用体制により最適な進め方は異なります。

FAQ

よくある質問

EBSのアドオンはFusion Cloud ERPへそのまま移行できますか?

そのまま移行できない場合が多いため、標準機能で代替できるもの、再開発が必要なもの、廃止できるものを棚卸しする必要があります。

EBS移行では過去データをすべて移すべきですか?

業務・監査・参照要件によります。全件移行ではなく、残高・未決済データ中心にし、過去明細は旧システム参照とする設計もあります。

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